平成22年12月1日からスタートした三重県から受託の「住宅防犯設備普及地域人材育成事業」が平成23年2月28日をもって無事終了することができました。
目標とした防犯設備士の資格も受験した14名中12名(1名は怪我のため出席できず)取得することができました。3ヶ月の研修期間中、講師としてご支援いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。
研修期間中は、住宅や駐車場の防犯診断、夜間の照度測定などの現場実習、防犯ガラス、錠前、防犯機器などの製造現場の見学、防犯機器の施工、錠前の組立、取付実習や自主防、防犯パトロールの会など関連団体との交流などのカリキュラムをこなし、本来、防犯設備士として具備すべき知識と技能を習得するよう研修を行いました。
さらに、パソコン研修を行いパワーポイントによる各班の発表を通じたプレジェンテーション能力の向上、対人マナー、倫理教育も実施しました。
防犯設備士テキスト各編の研修は、これらの研修とリンクするよう設定し、三防設理事と一部外部講師によるテキスト各編の研修、さらに各理事が作成した模擬試験問題によるテストを実施して受験に備えました。防犯設備士の資格を取得した12名は全員、三防設の個人会員に入会されました。